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卒園生からのメッセージ

私は今、大学2年生です。
幼稚園の頃を思い出すとどろけいやS陣取り、なわとびやさかあがり、木登りなど外で遊んでいることの方が多い子どもでした。
なかでも木登りが大好きでした。
幼稚園に通っていたころ、園庭には大きなビワの木がありました。
時期になると子どもたちがビワの実を自分で登って取ったり、また時期でなくても登っては木の上から頭を出して、先生方や親に手を振っていました。
それを見た先生も親も「よく登れたね!すごいね!」と褒めてくださったことを覚えています。
もし「危ないからやめなさい」と止められてしまう環境であったら、私のその後の生活も変わっていたかもしれないと思います。
    


卒園してから木登りが大好きだった私は、スポーツクライミングを始めました。
登ることでの達成感や充実感を味わい、現在に至ります。クライミングを通して、国内外の大会に出場し、友達もできました。
私にスポーツの夢を与えてくれたかぜのこようちえんに感謝しています。
今、私は幼稚園教諭を目指して大学で学んでいます。
体育大の幼児教育科なので、かぜのこで遊んだ外遊びを授業として学びます。
子どもの頃は楽しいだけだった外遊びも、今勉強していると遊びを通しての体を動かすことの大切さを感じます。
かぜのこようちえんの先生方が私に夢を与えてくれたように、私も子どもたちに夢を与えられる存在でありたいです。


卒園生からのメッセージ

私の仕事は映画の大道具です。
以前は機械設計の仕事もしていました。
子どもの頃からブロックや工作をして遊ぶことが大好きで、大人になってからも、当然のようにモノづくりを仕事に選びました。
私のモノづくりへの興味を育んでくれたのは、かぜのこようちえんでのさまざまな体験です。
その中でも思い出深いのが、お人形さんのベッド作りです。
ノコギリで材木を切る、金づちで釘を打つというスリルのある作業を、子どもたちがドキドキしながら行いました。
完成したベッドのことよりも、ノコギリや金づちを使わせてもらえたワクワクの方が強く印象に残っています。
これは当時でもおそらく、相当勇気の要る教育だったと思います。
先生と子どもたちの信頼関係と、手厚い見守りがあってこその貴重な体験です。 私がかぜのこようちえんを卒園してから36年ほど。
その間に世の中の流れも、教育のありかたも大きく変化したと思います。
かぜのこようちえんは、これからも加藤園長やスタッフの方々の熱い想いと、子どもたちのキラキラした笑顔とともに、たくさんのドキドキ、ワクワクを育んでいくのでしょう。


卒園生からのメッセージ

「小学校卒業遠足」 私はこの会で、たくさんの思い出ができました。
一番最初に行った清水公園では、アスレチックスで遊ぼうとすると、まだ開いていなくて何をするか迷っていました。
話し合っていると、「鬼ごっこ」などのかぜのこらしい意見がたくさん出ました。
結局、ボールやフリスビーで遊んでいるうちにアスレチックスが開きました。
アスレチックスの水上コースなどで遊んでいると、あっという間に時間が過ぎていきました。
久しぶりに外でたくさん遊んだ後のお弁当は、とってもおいしかったです。清水公園の後には、カレー作りの時間が待っていました。
お風呂に入った後、いよいよカレー作りが始まりました。
カレー作りをやっている景色を見ていると、幼稚園でやったお誕生会の料理をやっている頃とそっくりでした。
その日作ったカレーは最高でした。
次の日の朝ごはんでは、一人一人の役割を決めてスムーズに進みました。
ボーリングでは、私みたいに初めてやる人が数人いて心配でしたが、やる前にできる子が一人一人にコツを教えていて、まるで授業でいう学び合いみたいな感じで、幼稚園からの協力性が続いていることが良くわかりました。
また、誰かがストライクやスペアを出したら、みんな自分のことのように喜んでいて、大きな絆も感じました。
幼稚園を卒園して7年、住んでいるところはバラバラだけど、昔からの集団性や協力性、大きな絆、そしてこの「かぜのこ」らしさが、これから先ずっと続くといいなと思います。


保護者からのメッセージ

娘は入園前まで人見知りが強く、どこに連れて行っても私から離れることはない子で、いつもの友達と遊ぶにも慣れるまでには時間がかかりました。
もちろん入園してからも、新しい園生活に溶け込むまでには時間がかりました。
しかし、かぜのこようちえんのお兄さんやお姉さん達はそんな娘にそれは優しく接してくれました。
それからとても上手に遊んでくれました。
どの子も下の子の面倒を見るのがとても上手なので、自然と打ち解けることが出来ました。
また、かぜのこようちえんでは昔ながらの群れ遊びを多く取り入れています。
どろけいやタッチ缶けり、それに人間どろぼうという名前は強烈だけど、とても盛り上がる遊びもあります。
それらの遊びはどれも仲間との協力や知恵の出し合いがなければ成り立ちません。
そうした遊びを通して自然と友達を信頼すること、思いやること、そうした人間関係が楽しいものだということを学びとってきたと思います。
異年齢保育と群れ遊び、そして少人数だからこそ先生が一人一人の個性を良く見つけ、上手に伸ばしてくれる、これがかぜのこようちえんの魅力だと思います。
この環境のお陰で娘は友達ととても上手に遊べるようになり、精神的にも強く、そして優しく成長することが出来ました。


保護者からのメッセージ

かぜのこようちえんに入園して良かった事は、何よりも先生方がとても丁寧に園児一人一人を見ていて下さる事です。
それに、毎日の育児で感じる不安や心配事を、気軽に直接先生に相談できたので、その度にすごく安心したり勇気付けられました。
また定期的に行われる保護者会でも、育児や他の悩み相談ができるだけではなく、他のお母さん達とそれを共有でき「悩んでるのは私だけじゃないんだな…」と思えました。
それと、この幼稚園の保護者同士がとても仲が良く、助け合いの精神で成り立っているので、私自身も育児で大変な時には何度も助けられ励ましてもらえた事は、ここに入園して得た大きな財産の一つです。
我が子に友達がたくさんできた事以上に、親同士が「仲間」と呼べる関係を築けたのは思ってもみなかった素晴らしい事でした。


保護者からのメッセージ

入園前はとにかく人見知りで、なかなか人の輪に入っていけなかった娘。
はじめてかぜのこようちえんの見学に行った時のこと、在園児がたくさん集まってきて「来年入るの?名前はなんていうの?」とたちまち娘を取り囲み、遊びに連れ去ってしまいました。
仲間を迎える子どもたちのキラキラした目がとても印象的でした。
3年間の保育を終えて、今では誇らしげに年下の子の面倒をみる娘の姿に成長を感じています。
年上の子に優しくしてもらった記憶が、年下の子を気遣う気持ちを芽生えさせたようです。
子どもが自然に育ち合う環境を作ってくださる先生方は、日々子どもとまっすぐに向き合い、ひとりひとりを深く理解しようとしてくれます。
親も気づかない子どもの一面を引き出し、びっくりする事もありました。


保護者からのメッセージ

当初は、長女が小学校に上がり次女が3歳になるタイミングで、再び働き始めようと思っていたのですが、長女が卒園を控えたある日シクシクと静かに泣き始めました。
それは最後のポニースクールを終えた日の夕飯時でした。
慰めながら理由を聞いてみると、「もう、あんこ先生と一緒にポニースクール行けない。
またみんなで行きたい、みんなで電車乗って。かぜのこまつりも運動会もまたやりたい。」しゃっくりを上げながら言いました。
卒園が近いというのに全く寂しい素振りも感じさせず小学校入学を楽しみにしていたのに。
子どもにとって幼稚園での時間は良い経験になったと思っていたけど、私が思っているよりもずっとずっと大切な時間を過ごして来たのだと、始めてその重みを感じました。
それまでは、迷いつつも次女は保育園へと考えていましたが、この先も働いて行くからこそ今しか与えられない物があると考え直し、次女もかぜのこようちえんへ入れました。
かぜのこようちえんの良い所はたくさんありますが、言葉では言い尽くせません。
でも、長女がその時流した涙に全てが凝縮されていると思っています。

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